一見、平屋のように見える、落ち着いた木の佇まいが魅力的なY様邸。ご夫妻で暮らしています。屋根には太陽光発電パネルを搭載しました。
地中に熱を貯める珍しい土壌蓄熱方式の暖房を採用しました。長期優良住宅にも認定された省エネ・耐久性とも安心の家です。
腰壁は木の羽目板、床は無垢材フローリングで、天井の一部にも同じ素材が張られているLDK。木のナチュラルな魅力を味わえます。吹き抜けスペースもたっぷり設けています。上階には2つの部屋を造りました。
2階は、勾配屋根の下がり天井部分は収納スペースとして活用しています。トイレの内装も木の現しで、山小屋風のイメージに仕上げました。
構造材をそのまま見せる“現し仕上げ”に、はじめは難色を示していたご主人ですが、完成後は「思っていたよりずっといいですね」とお気に入りいただいています。
現し仕上げについては、晃和住宅のオーナー様でも好みが分かれるところです。しかし一方で、Y様のように建ててから好きになる方や、なかには「もっと現しを多く使えばよかった」という方も実際にいらっしゃいます。家づくりで「使ってみたいけれど、実際はどうなんだろう」と迷っていらっしゃるお客様には、当社もこれまでの経験を交えながらアドバイスをさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
設計:井上武久建築事務所