「暖かく丈夫な家を」とご希望されたS様ご夫妻とお子さんたちが暮らす家。国の省エネ基準よりも2倍厳しい、札幌版次世代住宅基準「ハイレベル」に認定された高性能住宅です。そのため、換気する時に逃げていく熱を回収する第1種換気システムを採用。アースチューブの給気とも合わせ、室内に冷気が侵入しません。
本州から転勤とともにマイホームを新築しようと決意し、S様は札幌市内の川や木々などの自然を間近に眺められる土地を購入されました。白い縦張りのガルバリウム鋼板に三角屋根、明るく塗った板張りの玄関ポーチを兼ねたカーポートが、雪景色に映えますね。

ご友人が遊びに来ることも多いというS様。リビングの一部を段差のない畳スペースにして、のんびりとくつろげるようにしています。大きな窓からは、たっぷりの日差しが入り込みます。外の景色が楽しめるように、窓の位置や数については繰り返し打ち合わせを行いました。窓はトリプルガラスなので、近づいてもひんやりしないそうです。

「木の感じが好き」と話されるS様ご夫妻、床は無垢フローリングで、ダイニングの壁には収納付きのカウンターを造作しました。天井はシナ合板を現しにして、木に囲まれた温かみのある仕上げにしました。

左:吹き抜けに面した2階ホールの奥にはクローゼットを設けるなど、収納もたっぷり。
右:キッチンには、根菜類などを保管するのに便利な外気導入式の食品庫を造作。しまっておきたいものをたっぷりと収納できる、棚付きのパントリーも設けました。

玄関には、シューズクロークを設けました。クローク側から上がるとすぐ洗面化粧台やトイレに続いているのでお子さんたちが使いやすい動線。ユーティリティーには、S様のご希望で汚れた靴を洗えるシンクも設けています。

2階は、寝室などのプライベートスペース。お子さまの部屋には、三角屋根の傾斜を利用してロフトを設けました。
いまでは、家のなかでも札幌の四季を感じながら暮らしているというS様ファミリー。高性能で暖かく、冬の光熱費も安心できる家となりました。

設計:白田建築事務所