南幌町きた住まいるヴィレッジ・北方型住宅2020の家

南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジ第2期の完成第1号となったI邸

南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジは、北海道、南幌町、北海道住宅供給公社、（一社）北海道ビルダーズ協会、（公社）日本建築家協会北海道支部が主催し、北海道がおススメする地域工務店と建築家（きた住まいるメンバー）が、南幌らしい暮らしとまちづくりを提案するプロジェクトです。

当社もこの取り組みに賛同し、第1期のメンバーとして参加。モデルハウスを公開しました。このプロジェクトは、全国から住宅会社が見学に来るなど大きな反響を呼びました。

続いて2019年秋からスタートした第2期にも参加。今度はI様の家を白田建築事務所が設計し当社が施工しました。
3月29日(日)に1日限りでオープンハウスとして公開しましたが、「都合が合わなくて見られなかった」という方のために、ホームページ上でI様邸の内外観をご覧いただけるようにしました。

I様邸は、北方型住宅2020の基準をクリアした高性能住宅です。断熱性能UA値が0.31W、長期優良住宅はもちろんのこと、地域性や健康で安心できる、性能や作り手が見える、住宅の歴史が保管されているなど、さまざまな厳しい条件をクリアした良質な住宅です。

I様邸のご紹介：1階

玄関の前には、車庫と物置があります。

車庫と一体化された物置が便利

それでは、玄関ドアを開けてみます。

明るい玄関ホール

木と白系の色でまとめられた明るくナチュラルな玄関ホール。

右手奥の明るい空間がLDK、真ん中奥がユーティリティー、正面の壁は階段室です。

上の写真左側に見える浴室の壁には鏡も棚もありません。シャンプーやリンスはかごに入れて入浴する「銭湯スタイル」です。ぬめりなどを元から絶つための工夫です。

右手のLDKは大きな窓があり、そこから公園が見えます。お子さんが遊んでいるところがキッチンから見えるぐらいの近さです。

キッチンから見たLDK全体

キッチンからLDKを見渡したところ。和室があって客間として使ったり、子どもを遊ばせたりなど多目的に使えます。柱と柱の間にオーディオラックがあります。ご主人の趣味であるオーディオコーナーです。

高級オーディオのラックスマンのアンプが収まっている

とてもキレイな状態ですが、実はヴィンテージ品。レコードプレーヤーで使い、アナログ音源をゆったり聞くのにぴったりな組み合わせです。
天井の梁に架けられたスピーカーは、札幌のオーディオショップ、Luv Works Soundさんのオリジナル品。

キッチンの前にはワークスペースがあり、外の景色を眺めながら仕事ができます。

ユーティリティー

鏡に映っているのはLDK。回遊式動線なのでとても便利です。

1階和室はシンプルな仕上がり

1階トイレ

それでは、2階をご紹介します。

2階ホール

2階は白田さんの提案で勾配屋根に沿った天井となっており、天井高に余裕ができました。
そこで、お子様用のプレイルームをスキップフロアとしました。ポップな壁紙が気持ちを明るくさせます。

木のやさしい雰囲気と、壁紙の明るいイメージがマッチしています。

2階の寝室にはバルコニーもついていて、洗濯物を干すこともできます。3.5m以上ある天井高のおかげで開放感抜群です。