緑が大好きなM様邸のアプローチ

玄関の土間が細長く広い

M様は緑が好きで、冬の間も植物の手入れなどができるよう、玄関まわりの土間を広めに取りました。太陽もさんさんと降り注ぐので、断熱の利いた室内は温室代わりに使えそうです。

コンパクトで頑丈な構造のM様邸

性能面では、長く住み続ける住まいだから、ということで頑丈さと耐久性を重視されていました。
木の家をご希望ということもあり、白田建築事務所による設計をお願いしました。

玄関から上がれるロフトへの階段

M様はお仕事が忙しいこともあり、なるべくコンパクトで生活しやすいプランを希望されていました。平屋建てですが、片流れ屋根を生かして、、屋根裏にロフトをもうけています。

ベッドとの仕切りは、古い家の建具を利用

インテリアは、M様の目指したいテイストがはっきりしており、「こういうのにしたい」と雑誌などを見せていただきました。ブルー基調の壁、天井と、2×6材を使ってダークブラウンに着色した床は、ヨーロッパのどこか田舎の家に来たような懐かしい感じです。

2×6材の床は、素朴な感じと木の質感を味わうことができ、多少コストダウンにもつながります。ただ、床暖房の場合は、床が直接暖められることで木が乾燥で収縮して隙間が出やすくなるため、お勧めしておりません。

コンパクトなので、暖房はFFストーブ1台で十分

M様邸は暖房がFFストーブのため、今回お勧めできました。

ランドリーラックもM様のDIY

木工作業も大好きなので、ダイニングキッチンにあるテーブルはM様のDIYです。とてもきれいにできていますね。また、ユーティリティーのランドリーラックもDIYです。

OSB合板の現し仕上げが力強い感じのロフト

ロフトも含め、屋根面にはOSB合板を現しに張って、ラフで力強い感じを出しました。お客さまの方から「エインズワース(カナダ)のOSBがいい。ラベルなども消さずにそのまま張ってください」と言われてそのまま張っています。確かに、素材感があってブルー系の壁紙ともマッチしていると思います。

2018年にご入居。雪が融けた今年は、庭造りという楽しみが待っています。