結婚当初から想い続けてきた我が家が実現。

S様一家は、ご夫婦とお嬢様2人の4人家族。念願だったマイホームが完成し、新居での暮らしがスタートしました。これまでは7年間、アパート住まい。結婚当初から「いずれ家を持ちたい」と考えていましたが、いざ建てようとすると、予算や希望にかなう「ピンとくるものになかなか出会えなかった」そう。

いまいち決め手がない・・・そんな時、奥様の元勤務先の方の知り合いという建築工房さんに図面作成を依頼することに。当社とは、その会社からの紹介による出会いでした。

ご夫妻が欲しかったのは、“木の家”。
プロの目からの提案やアドバイスを受けながら、こだわりたい部分にはコストをかけ、それ以外の部分は抑える。一つひとつ考え、じっくりと家づくりは進んでいきました。

スキップフロアのLDK+現し仕上げ。

玄関から続く廊下を進み数段上がると、日当りのいいワンルームのLDKが広がります。

スキップフロアになっていることで、前面道路からの目線が気になりません。また、その空間から連続するようにウッドデッキを設けています。

2階には子供部屋、普段はフリースペースとして使用しているというゲストルームも確保。「子供たちは、家の中に階段があるのがうれしかったようで」。そうおっしゃる奥様の言葉通り、この日もお嬢様たちはリビング階段を何度も上がったり下りたり。楽しそうな様子がうかがえました。

室内壁はクロスを貼らず、木を現したままの仕上げに。ご主人は「仕上がりのイメージは、事前に手稲曙のモデルハウスで確認しました。晃和住宅さんは、現しの家を建てられている実績もあり、“木の家”は思っていた以上の仕上がりです。きっちりとした仕事をしていただきました」と話します。

モノがすっきり。充実収納は奥様のこだわり。

こだわりを訊くと、「全部を床暖房にしたことでしょうか。引っ越してきた2月は雪が多くて寒かったんですが、家の中どこへいっても暖かくて」とご主人。

奥様は「ひとつは対面キッチンです。譲れなかった食洗機とかの設備は、取り入れることができました。それと、収納ですね。アパートでは苦労していたので、たくさん収納スペースをつくったんです」。
スキップフロアのLDK下部は、大容量の収納空間。生活の中であふれるモノがたっぷり納まります。キッチン脇に食品庫、前面にはカップが並ぶオープン棚も。「この棚は、施工時に無理いってお願いして造作してもらったんですよ」。

2階の書斎には本棚を、玄関の上がり口には、背の高い大きなシューズボックスとコート掛けを設置しました。「これもつくってくださったんです」。それは、配達物を室内から取り出せる郵便ボックス。なるほど、便利そうです。

親子のふれあいと思い出を育みながら・・・。

リビングから上に目を向けると、子供部屋の壁に丸窓があります。1階と会話ができる “コミュニケーション窓”、遊び心が効いています。

そして玄関横には、家族の手形も。「子供たちが大きくなったとき、振り返っていい思い出になれば」とご主人。 最後に住んでみての感想を、こう話します。「今暮らしていて、“もっとこうすればよかった”という点は出てきていないですね。自分たちの理想に近い家が実現したと思います」。

一番の楽しみは、夏にウッドデッキでバーベキューをすることだそう。青空の下、一家団らんの賑やかな笑い声が、今から聞こえてきそうです。