独立開業を契機にペットサロン兼の住宅を新築

外壁にガルバニウム、モルタル、木材と3種類の素材を使ったシンプルながらもオシャレな装いのH様宅は、母娘ふたり(と犬3匹)がお住まい。トリマーをしている娘Aさんの独立開業をきっかけに、店舗兼の併用住宅を建てました。玄関は2カ所に分かれていますが、室内はドア1枚で行き来ができるようになっています。

当社を選んだ理由を訊ねると、「モデルハウスを見て、温もりあるテイストが気に入った」とAさん。

「最初は店舗付き住宅や中古の戸建ても探したけれど、晃和住宅さんならそれと同じ予算で新築できるんです。それならやっぱり新築がいいですよね」。

ちなみに店舗は「ペットサロン Green dog street」という店名。ペットホテルもしています。

バリアフリーを意識したつくりに

住宅は、お母様の今後を考え、階段やお風呂に手すりを付けるなど、バリアフリーを意識した造りにしました。

階段も1段ずつの高さを抑えるために、段数を増やしてあります。また1階と2階に付けたトイレは、車椅子での利用が可能です。

当社の家は外断熱で気密性に優れているのが特徴で、「暖かい家がいい」というお母様の願いもしっかり叶えられました。

「うっかり床暖を付け放しにしておくと、すぐに暑くなるんですよ」と相好を崩すお母様。利用している時間が短くて済むので、暖房費もお得です。

2Fには洗濯物を干せる「家事スペース」を

土地が北向きだったことから、室内の明るさを懸念していたおふたりですが、各部屋に付けた明かり窓のおかげで、「思っていたよりずっと明るくてよかった」といいます。夜は、落ち着いた雰囲気にしたいと、リビングの照明はスポットライトのみ。吊り照明と違って、部屋がすっきり見えるのもうれしいところです。

モデルハウスにあって気に入ったからとそのまま流用したのが、2階の階段を上った先の、ベランダに続く空間です。アイロン台と洗濯物の干し台を設置したそこは、「家事スペース」なのだとか。

クロスを貼らずに空間を広く使うというアイデア

ペットサロン部分は壁にクロスを貼らず、梁や柱が向きだしになった外断熱工法ならではの構造合板そのままの内装です。

「これは、梁や柱のせいでできるくぼみ(デッドスペース)を活かしましょうという営業さんのアイデアなんです。くぼみは奥行き10センチ程度なのですが、あると空間が広く見えるし、物が置けたりするので便利なんですよ」とAさん。

また、大型犬を多く預かることから、家の外には、預かった犬を遊ばせるためのスペースを設けました。

その横にはお母様の家庭菜園用のスペースもあり、雪解けを楽しみにしています。